学術ニュース

2018年 8月 1日

東南アジアと日本列島の人類集団の起源

 コペンハーゲン大学が中心となって医学部の石田 肇 教授が参加する国際的な研究チームは,日本列島の縄文時代遺跡や東南アジアから発掘した26個体(日本からは1個体)の人骨のゲノム解析により,日本列島や東南アジアの人々の起源と分散過程を明らかにしました.

 研究成果は2018年7月6日に国際学術誌「Science」に掲載されました.

原題:The prehistoric peopling of Southeast Asia

掲載誌:Science, 361巻 88–92頁.

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2018年 6月12日

セミの共生菌は冬虫夏草から進化した

 琉球大学 熱帯生物圏研究センターの松浦 優(まつうら ゆう)助教らの研究チームは,沖縄を含む日本各地から採集したセミ類24種の共生微生物(細菌と真菌)を大規模に調査し,15種のセミから祖先的な共生細菌が失われ,その代わりに寄生性の冬虫夏草を起源とする真菌類との共生関係が繰り返し進化してきたことを発見しましたこの成果は2018年6月12日に国際学術誌 Proceedings of the National Academy of Sciences USA(米国科学アカデミー紀要)にオンライン掲載されました.

原題:Recurrent symbiont recruitment from fungal parasites in cicadas

著者名:松浦 優,森山 実,Łukasik Piotr,Vanderpool Dan,棚橋薫彦,孟 憲英,McCutcheon John,深津武馬

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2018年 5月25日

もしヒアリの野生コロニーが発見されたら

 今後,日本でヒアリの野生巣がもし発見されたら,どんな努力が必要か.東京工業大学博士課程大学院生の有子山俊平氏と,辻瑞樹 琉球大学・鹿児島連合大学院教授(ペンネーム 辻 和希)の共同研究グループはヒアリの早期発見と駆除の戦略を理論的に提案しました。本研究成果は、2018 年 5 月 23 日に,英国の科学雑誌「Scientific Reports」にてオンライン掲載されました.

原題:Controlling invasive ant species: a theoretical strategy for efficient monitoring in the early stage of invasion

著者名:Shumpei Ujiyama & Kazuki Tsuji

プレスリリース

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